本校は、沖縄の国際性豊かな環境を活かし、これからの沖縄のみならず日本の将来や世界を背負って立つ人材育成を目的として、2007年に設立されました。
これまで日本語学校JSL日本アカデミー(1986年設立)の運営により構築してきたネットワークと連携しながら、グローバルな視野を持ち、国際感覚とホスピタリティを兼ね備えた優れた即戦力たる人材育成を行っています。
沖縄は、古来、海外との貿易が盛んな地域です。そのことは「万国津梁之鐘」の銘文にも明記されています。その伝統に掉さし、私たちは、「この地球上には様々な価値観の下、人々が暮らし、生活を営んでいる」ということを、学生一人一人が直に、見、聞き、触れてもらい、「人の心の痛み」のわかる人材を育てていきたいと考えています。
そのためには、単に机上で知識や技術(テクニック)を学ぶだけでは十分ではありません。「三方良し」(買い手良し・売り手良し・周り良し)という近江商人の商い哲学(買う人も売る人もまた世の中も満足し、三方ともに役立っていくという商法哲学)の精神・感覚を身につけ、また「学んだ知識をいかに世のため、人のために活かしていけるか」を常に念頭において行動できる人、さらにそれはやがて自分に還ってくるという「智慧」と「実力」と「使命感」をしっかりと認識し、実践できる人材を輩出していく専門学校を目指しています。